風邪をひいたときは奈良の名物「吉野葛」 〜千壽庵吉宗・黒川本家〜

子どものころは風邪を引くと ・りんごのすりおろしたもの・片栗粉と砂糖をお湯で練ったもの
・たまご入りのお粥さんを母が作ってくれたのを思い出します

皆さんは風邪のときどんなものを食べますか?
我が家も今、1人が寝込んでいます
食欲がないときは おうどん・お粥さん・りんごなどなど用意してみました
奈良県民は「茶粥」を日常的に好んで食べる方もいたりと、お粥には抵抗がないようです
そして、奈良の名物に「吉野葛」(よしのくず) というすばらしい食材があったことをふと思い出したのです
風邪薬にも葛根湯として入ってるものですから、おいしく食べてついでに元気になってもらおうと
葛餅を勧めてみようと思いました
幸い奈良には沢山の吉野葛製造販売店や和菓子屋があります

今回は千壽庵吉宗の「葛ながし」という葛餅を買いに行きました

いわゆる「わらびもち」なのですが 吉野本葛100%使用で、きな粉+黒蜜をかけます
目的はコレだけのはずが、本葛粉で葛湯もいいな〜と思い、こちらは「黒川本家」さんのもの・・・ 

「三色団子が食べたい」といっていたけど、ここで「茶だんご」発見!
そして、ディスプレイに白い月見団子のようなものが積まれていて、一つ一つに
焼印がウサギの耳と可愛いおめ目。何にでも「かわいい〜」と連発する歳ではないが
「かわいらしい〜!」と一目惚れした「みたらし たれうさぎ」

関西風のみたらしのたれを寒天で少し固めたものが、「ぷちゅ〜」と出てきます
串のみたらし団子みたいに手も汚れず、新発想でどこでも人気があります

ディスプレイの焼印の様にはくっきりしてませんでした(ショック!)
電子レンジで数秒温めると中がトロトロで更においしかった


茶だんごもオーブントースターで少し温めると柔らかくなりました

本葛粉で作った葛湯は予想どうり好評で「体が温まった」と言ってました
私もしっかり頂きましたが、葛湯のおかげでしょうか、いつもよりぐ〜っすり眠れました