奈良のおすすめ散策スポット 〜東大寺大仏殿周辺〜

今日は大仏殿の東側を紹介します




木立の中に金色のモノが…
これは、かつて東大寺に存在した七重塔のそうりんのレプリカ
大阪万博で七重塔のレプリカがあったのを覚えている方も多いのでは?
塔の屋根の上にある相輪(そうりん)

鐘楼
奈良太郎と言われる奈良時代の大鐘
奈良八景のひとつ(*)
鐘の大きさ
東大寺の梵鐘は、総高3.86m、口径2.71m、重量26.3tあり、
撞木はケヤキ造りで、長さ4.48m、直径30cm、重さ180kg、
金具を入れると約200kgもあります。

除夜の鐘は一般の方が打つことが出来ます
鐘が大きいので、先着順に8名づつ程の組になって綱をひくことに



東大寺 二月堂


「お水取り」・「お松明」とも呼ばれる、修二会(3月1日〜11日)は、
大きな松明(たいまつ)に火がともされ、参集した人々をわかせます
もとは旧暦の2月1日から行われていましたので、二月に修する法会という意味をこめて「修二会」と呼ばれるようになりました。また二月堂の名もこのことに由来しています。




二月堂からの眺めは地元の方にも人気があります
三角形に見えてる大屋根は大仏殿
遠くの山並みは生駒山 山の向こうは大阪府



さわがにが野生化したアライグマに獲られて全滅しかけているらしい
自然豊かな東大寺境内


東大寺の大鐘は、寛正6年に将軍足利義政について春日詣に来た僧蔭涼軒真蘂の日記、「蔭涼軒目録」に、南都八景(奈良八景)の第一として挙げられています。
ちなみに八景とは、「東大寺ノ鐘、春日埜ノ鹿、南円堂ノ藤、猿沢池ノ月、佐保川ノ蛍、雲居坂(くもいざか)ノ雨、轟橋(とどろきばし)ノ旅人、三笠山ノ雪」で、東大寺の鐘が南都八景の一つになっているのは、その姿の美しさもさることながら音色の美しさにもよるとおもわれます。