アジア屋台フェスティバル IN奈良市朱雀 1/29
インドに井戸を贈る支援にするために毎年行われており
アジア各国の屋台料理や歌や踊りのパフォーマンスなど
アジアの魅力盛りだくさんのイベントです
主催者の御一人は
「アジアに目を向けると発見が沢山有り、日本の文化を再認識する事がある」
そして、日本に来る留学生が祖国のこと、歌・踊り・伝統について熱心に語る姿を見て
これから日本をしょって立つ若者にも、人と人とのふれあい方や伝統や文化を知り
継承していく文化力を高めるきっかけになって欲しいともおっしゃっていました。
さて、気になる屋台のコーナーは・・・
↓インドネシアはナシゴレンでした
「サンバル」ニンニクや赤唐辛子などを材料としたチリペッパーペーストと
甘いインドネシアのお醤油「ケチャップマニス」が味の決め手!
トッピングは牛肉そぼろ・炒り卵・きゅうり・トマト・ピクルスなど色鮮やか
「エンピン」という「メリンジョチップス」が添えられていました
このメリンジョにはアンチエイジングが期待されているそうですよ
インドネシアではメリンジョの木を家の庭先や畑に植え、最近では栽培も行われています
大き目のドングリほどの実は熟すと赤や黄色になり、種は栗に似た食感で煮たり焼いたりして食べるほか、
潰して油で揚げて作るメリンジョチップスはビールやコーヒーのアテとしても人気があります
調べてみると、抗酸化作用や抗菌作用があることもわかり
今、日本でも美容健康の分野でブームになっているそうです
そんなお得なお話を教えてくださったのが民族衣装も素敵な彼女
バイオエネルギーの勉強で日本に来ていたのですが
2004年12月スマトラ沖地震の津波で故郷が壊滅的な被害を受けました
災害当時は現地と3日間連絡が取ることが出来ず、彼女の知人・親戚も大勢亡くなったそうです
それを機に京都の大学院で災害復興の勉強に取り組む決心をし、
念願の帰国がもうすぐ叶うということで、意欲が伝わってきてとても頼もしくまた
嬉しそうにお話してくださいました
↓ラオス人民共和国は カウノンコック
見た目はソースのかかってない白いたこ焼き という感じで、日本のたこ焼きを見たとき
勘違いしたそうです
カウノンコックは子供に人気の甘〜い粉モンのおやつ
小麦粉 砂糖 をココナッツミルクで溶き たこ焼きのプレートに流し
コーン ココナッツ と、なんと ネギを入れクルリとまん丸に焼き上げます。
ネギは嫌いな人は入れないと聞いて判る気がしました。
日本のたこ焼きも大好きだよと言う この青年は土木関係の勉強中で
まだまだ道路や橋が無いラオスで橋を作りたいという目的で留学しているそうです
日本の魅力はお寺などの文化財や、ラオスは雪の降らない国なので今年は何度か見たときは驚き
なんとスキーにも挑戦するつもりだと話してくれました
気軽にお互いの国のことを知ることが出来、共通点やカルチャーショックを体験できるのは
おいしくて、あったかいそして、懐かしい故郷の料理が一役買っているようでした