動物愛護センター から 我が家にやって来た ぷーちゃん  by奈良県

たいへん残念なことですが、保健所には「どうしても飼えなくなった」
「予定外に繁殖させてしまった」「心ない飼い主に捨てられていた」
このような動物たちが連れてこられます。


動物愛護センターでは、これらの中から健康状態がよく性格も好ましいものを選び、
一定の育成期間を経て、愛情と責任を持って飼養してくださる方に譲る取り組みがあります。
この事業の目的の第一点は、動物たちに生存の機会を与えることです。


実は、この度 我が家はセンターで運命の出会いがあり、長い期間をかけてやっと家族の一員になれた
わんこがやって来ました! 

センターから車で家に連れて帰るところ・・・不安そう?

毎日の朝夕のお散歩


この子は迷い犬で保護された時、毛がモップ状態でシーズーと思われたほどだったらしい
CUTしないとどうしようもないと言うので、短くしてみると・・・
「あらっ、トイプードルだったのね」
という訳でもうしばらくは、トイプードルには見えませ〜ん!


でも、そんな事は気にしていません
とても良い犬に巡り会えました



譲渡候補犬はインターネットで写真と特徴が公開されています


例えば・・・
ミニチュアシュナウザー 6ヶ月 オス

【毛の色】    グレー白  【体重】 約5kg
【飼育の注意】  室内飼育でお願いします。  
         長毛種で、毛の手入れは必須です。
【メッセージ♪】 たくさん遊んであげて下さい。散歩好き。


センターでは社会環境に慣れていくように、トレーニングされます
特に小犬はしつけに詳しいスタッフのおかげで、とてもおりこうさんが多いです

しつけが良いと、より可愛がってもらえ、近所の人からも愛される生涯が送れるのです


犬達の飼い主になりたいと思う方は、飼養希望者として登録申請が必要です
初めて行って、「この子が良いから譲ってください」てな訳には行きません


例えば、講習の受講、希望者の優先順位決定のくじ引き、
職員による家庭訪問での確認などが義務づけられているのです


これらは一度つらく悲しい体験をした犬達に
二度と同じような不幸な事が起こらないようにと願う気持ちが込められていて
それは職員の方のまじめに本気で取り組む姿勢からよく理解できました


うだ・アニマルパーク内、奈良県桜井保健所 動物愛護センター
TEL 0745−83−2631