奈良のおすすめスポット 干支の考古学 -寅・トラ・虎の巻-
奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 特別展示室
特別陳列 干支の考古学 -寅・トラ・虎の巻-
2010年の干支「寅」がテーマ。
虎は現在、日本では生息しておらず、動物園でしか観ることのできないもので、
あまり身近な存在であるとはいえません。
そんな虎ですが、更新世の日本では虎が生息していた痕跡が見つかっています。
しかしそれ以降、生息していた痕跡は無くなりますが代わりに、
弥生時代以降、中国からその思想とともに「モノ」となって現われてきます。
今回の展示では、「モノ」となって現われた虎を紹介し
虎に対する当時の人々の考え方や想いというものを考えていきます。
主な展示品
十二支の寅
・虎像の拓本 金?信墓…(勝部明生氏蔵)
真徳王陵…(当研究所)
表現された虎
・池ノ内5号墳 三角縁龍虎鏡…(当館蔵)
・黒塚古墳 三角縁神獣鏡…(研究所蔵)
・青銅製虎子…(当館蔵)
・竹虎文鏡…(公借品)
身近な「トラ」
・張子虎…(友史会会員)
トラにまつわる伝承やことわざ
日時 2009年12月12日(土)〜2010年1月17日(日)
場所 奈良県橿原市畝傍町50-2
奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 特別展示室
休館日 毎週月曜日 ※月曜日が休日にあたる場合は開館し、その翌日休館
※年末・年始(12月28日〜1月4日)
※上記の他、年に数日臨時休館日がありますので、ご注意ください。
関連行事
: ペットボトルで干支の置物「張子虎」をつくろう 12月19日(土)午前10時から